文章力を鍛えるために。

文章を自分の「武器」とするために、自分の意見をとにかく書いていきます。

HAPPY 優しい言葉の雨の中

 

HAPPYなバースデイ

 

私事で恐れ入りますが、本日誕生日を迎えました。24歳です。

24年ですって。干支2週。中々ですね。

 

さて。そんな誕生日を何人かの人に祝って頂きましたが、

私の心の中はズタズタでした。仕事関係で身体を壊しています。

 

実際、通勤途中に吐き気を催したり、のぼせたり、とにかく体調が悪いです。

それを上司に打ち明けなければいけなかったり、それでも仕事はしたり。

 

しんどいなぁ。

そう思っていた帰り道、駅前の薬局で歌が流れてました。

 

BUMP OF CHICKENメーデーが流れていました。

 

メーデーは非常信号という意味です。救難信号ですね。SOS。

私の今の気持ちと非常にリンクしてまして。

 

「あ、音楽聞いてないな」

 

と思い出すきっかけにもなりました。

メーデーを作ったBUMP OF CHICKENは、僕の青春というべきものです。

 

終わらせる勇気があるなら、続きを選ぶ恐怖にも勝てる。

 

いい歌だなぁと思っていたとき、「HAPPY」という歌も思い出しました。

HAPPYなのに、HAPPYじゃない歌詞なんですが、それも今日なら当てはまります。

 

ハッピーバースデイ、のHAPPYですが、主人公はハッピーじゃないです。

 

真面目に生きてきた中、見えない何かに苦しめられます。

将来への不安、人間関係、自分の理想、金銭的理由・・・何かはわかりません。

 

そして、主人公にもわかっていません。自分を苦しめる理由が。

 

闘う相手さえ解らない だけど確かに痛みは増えていく
教わらなかった歩き方で 注意深く進む

 

何が「正しい道」なのか、わからないまま進みます。

そのうち、生きていることに疑問を持ち始めます。

それに対して、語りかける人がいます。

 

終わらせる勇気があるなら 続きを選ぶ恐怖にも勝てる
無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて

 

 つらい状態で終わらせるより、そのつらい状態を終わらせよう。

何もかもなくなったとしても、それでも続きを見てみよう。

 

借り物の力で構わない そこに確かな鼓動があるなら
どうせいつか終わる旅を 僕と一緒に歌おう

 

誰かに言われた言葉で、生き続けることができるんだったら問題ないよ。

どっかで結局終わりは来るんだから、そのときまでこの歌を歌いましょう。

 


Happy Birthday
 

 

今日は誕生日。生まれたことに感謝する日。

だから終わりを考えないで、前を向いていこう。

 

優しい歌詞ですよね。ほんと。

「頑張る」という言葉が含まれてません。頑張ることは違うよということです。

ただ、祝ってくれてるんです。それだけ嬉しいことですよ、と教えてくれます。

 

生き続ける意味だってあるだろう。

 

こんな歌詞なんですが、私にはすごく刺さるんです。

そして、この歌の一番好きな部分があります。

 

消えない悲しみがあるなら 生き続ける意味だってあるだろう 

 

そんなに悲しいことがあったら、誰かに伝えないと。

そのためには、生き続けていかないと。

 

全歌詞を通して、「生きる」という言葉がここでしか使われてません。

藤原さんはふり絞ったわけですね。悩んだと思います。「続ける」「なくす」とたとえてきたわけですからね。

 

この歌は本当にやさしさでできてます。

つらいこともあるけど、誕生日はHAPPYであるべきだ。と。

 

私は少し、救われた気がします。

仕事を続ける、やめるということがあっても、生きていこうと思いました。

 

BUMP OF CHICKENの魅力はまだまだあります。

それはまた今度、書かせてもらおうかなと思います。

 

 

orbital period

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