文章力を鍛えるために。

文章を自分の「武器」とするために、自分の意見をとにかく書いていきます。

1年半くらいWeb制作会社で働いて気づいたこと

 

かっこいいデザイン?

 

私は「デザイン」という言葉になじみがありませんでした。

絵を描いたり、おしゃれをしたり、そんなところとはかけ離れていました。

色鉛筆も8色でしたし、白黒の風景画とかが好きでした。

 

もちろん、パワーポイントもただ文字を入れるだけのソフトで、

Wordと何が違うのか、よくわかっていませんでした。

 

そんな私がWebデザインを売る仕事に就いたことで、

「デザイン」ってなんだろう?という疑問に、少し答えが見えてきました。

 

 

「かっこいい感じでお願いします。」

 

 

そう言われることもよくあります。

 

かっこいいって、何をもってかっこいいんだろう?ということですね。

結局のところ、お客さんの頭にある「かっこいい」に当てはめることなんですが、

そんなのは中々できませんし、基本無理です。

 

だからデザインは嫌いなんですね。主観的過ぎて。

だけどここ最近、少しだけわかるような気がしてきました。

 

 

デザインとは、シンプルである。

 

 

「かっこいいデザイン」も、「かわいいデザイン」も、

結局のところ、シンプルなもの、に落ち着くと考えています。

 

じゃあシンプルってなに?ってところですが、

「それ以外に伝わり方がないこと」だと思っています。

 

つまるところ、

 

「何これ!めっちゃわかりやすいやん!素敵!」

 

これが「シンプルなデザイン」であり、「かっこいいデザイン」です。

 

 

 

 

シンプルの難しさ

 

 

私はWebデザイナーではありませんが、デザインを評価することはします。

このデザインはなんか違うよね、あのデザインみたいにこうしてほしい。。など。

 

デザイナーさんが作ったものは、僕なんかよりすごいはずですし、

何もアドバイスなんかできないので、それでいいんじゃないかな。

 

って、思ってました。

 

ですが、今はなんとなく、自分の意見を言うこともあります。

それは、さっきの「うわー!めっちゃわかりやすい!」を感じないときです。

 

何がわかりづらいんだろ?どこだ?

 

そうやって違和感の正体を探していきます。

すると意外にも、デザイナーさんに伝わったりします。

 

 

シンプルとは、無駄なものをそぎ落とすことです。

だけど、伝えたいことはたくさんあるんですよね。

 

これ失くしたら、伝わらないんじゃないかな?

という不安が、そうさせるんですよね。

それをデザイナーの自信とか誇りで、カバーしている感じですよね。

 

 

いずれにせよ、デザイナーさんはすごいです。

 

 

 

 

好きなことで生きていく

 

自分で、これはいいものだ、悪いものだと判断する力はつきました。

悪いものとは言いませんが、なんかわかりづらいですよね、っていう。

 

自分が作る資料も、そんな感じで作れるようになってきました。

日々の生活に、デザインという言葉が浸透してきました。

 

かっこいいなぁ。と思うのが、少し増えた気がします。

 

ただ、本当に大事なのは、お客さんがどう考えてるかですね。

お客さんが満足するデザインが一番です。そう思います。

そうして、また幅が広がっていくわけで。

 

この仕事は、本当にデザインが好きじゃないと続けていけないな。

 

そんなことを思いました。

今後、どうなっていくかはわかりませんが、

また気づいたことがあれば追記していきます。